いま、やたらブームとなっている「スマートテレビ」ですが、極論をいう人は、「スマートテレビは不要。スマートフォンで事足りるから」と主張します。
確かに、それも一理あるわけで、十字キーと数字キーだけのリモコンで、PCさながらの複雑な操作系のネット機能なんて使いこなすのは無理というモノです。
そこで、シャープは開き直り、「スマートフォンをメインに据えたスマートテレビの在り方を考えてみよう」ということで、出してきたのが今回発売になった「AQUOS MX1」です。
今回、非常に短い間でしたが、このAQUOS MX1を評価しました。
これは「スマホ主導型スマートテレビ」だ!!
スマホライフAQUOS AQUOS MX1
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テレビをつけずともBluetoothスピーカーとして自動的に外部スピーカーとして機能してしまう機能や、スマートフォンの画面とテレビ画面を2画面表示する機能、視聴しているテレビ番組をそのままスマートフォン側で検索できる連動機能など、ひとり暮らしのスマフォ中毒のユーザーにはなかなか便利かと思います。
スマートフォンの画面は無線(Miracast)で接続に対応しており、HDMIケーブル不要で出力できるのも便利です。
人感センサーによる省電力機能、USBハードディスク録画にも対応しており、最近のテレビの基本ポテンシャルも一通り抑えています。
かなりオススメの製品なのですが、惜しいのは、画面サイズが24インチの1モデルラインナップ構成という点と、解像度が1366×768ドット止まりという点ですかね。
パーソナルユースと言うことだと、1台のテレビにゲーム機やPCを接続しますから、今時は、やはりフルHD解像度は欲しいという人は多いと思います。それこそ、今時、スマートフォンもフルHD解像度のモデルが珍しくないですしね。
個人的には、パーソナルユース向けとはいえ、いまや画面サイズも30インチ前後はあってもいい気はしました。
「スマフォ主導型意マートテレビ」という着想は面白いしニーズもあると思うので、このAQUOS MX1は、ぜひとも、大画面化×高解像度化モデルの方にも展開して欲しいと思っています。

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