どうも5月から忙しくて、ブログの更新が止まりがちでして、しばらく古い話題を引き続きフォローしていきます。
COMPUTEX2013はインテルのHaswell祭でしたが、対抗するAMDはAPUで盛り上げようと必死でした。
確かに今年末は、CPUコアとGPUコア間で完全に同一なメモリ空間を採用できるようになるHSA(Heterogeneous System Architecture)を採用した初のAPUとなる「Kaveri」がリリースされますから(上写真)、AMDには盛り上がりを持続させたい思惑があります。
[COMPUTEX]デスクトップPC向けRichland正式発表。AMDが明らかにした製品概要を総まとめ
http://www.4gamer.net/games/133/G013372/20130525004/
今回のCOMPUTEX2013の会期中に発表されたAPU「Richland」は、実は先代Trinityのリファイン版でしたが、そんな理由から新製品として演出して盛り上げようとがんばっていました。
中味的にはそれほど変わっていないRichlandは、そのGPUコアもRADEON HD8000系のナンバリングが使われているにもかかわらず、VLIWアーキテクチャのRADEON HD6000系になっています。
GCNではないんですね。
PS4やXbox OneのAPUはKabiniベースで、どうせならばKaveriベースだったら良かったのに…という声もあったりますが、たしかに、Kaveriだったら、DirectX11.2の
DirectX tiled resourcesなんかに相当する、GPUバーチャルメモリの機構も効率よく実践できそうです。
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