RADEON HD4800シリーズのアーキテクチャ解説記事を書いているんだけど、AMDが提供しているブロックダイアグラムが2種類あることに気がついた。
北米版の資料ではSP(シェーダプロセッサ)が公称スペックの800個ではなく1600基描かれているのだ。
これが北米版資料なのだが、1SIMDあたり5SPでこれが1クラスタあたり32個描かれているのが分かる。
つまり5SP×32SIMD=160SP
これが10クラスタ(10 SIMD CORES)あるので160SP×10クラスタで1600SPとなる。
公称スペックの倍じゃん! すごい!
とぬか喜びも束の間。
日本版資料は1クラスタあたり16SIMD(80SP)の図に置き換えられていた。
各メディアの記事を見るとメディアによって北米版の1600SPのブロックダイアグラムを使っている所と、日本版の800SPを使っているところがあるね。
現在、この件に関して単純に間違いという説と、うっかりと次世代R7xx/R8xxの図を間違えて掲載してしまったという妄想説が浮上中。
現在、関係者もろもろに確認しているけど、高確率で前者かな? (笑)
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