東芝<レグザ>Z8Xシリーズ その画質力を徹底検証する

 東芝×価格.COMからの依頼で東芝レグザZ8Xの評価記事を寄稿いたしました。

 レグザZ8Xは、大画面☆マニアでもやっていますが、価格.COMの方は、著者色を薄めたカタログ情報的な記事として構成されています。

 最初は、具体的に「どんな映画を見てこんな感じだった」という生々しいインプレッションなども含んでいたのですが、掲載時にはそのあたりは省略されています。

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東芝<レグザ>Z8Xシリーズ その画質力を徹底検証する
http://kakaku.com/article/pr/13/09_z8x/

 東芝としては、4Kレグザは、4Kコンテンツを見るためのもの…という訴求は弱められており(4Kコンテンツが殆ど無いため)、最新の映像エンジンが作り出す映像フレームを表示するのに4K解像度の液晶パネルが必要になってきた…というスタンスとなっています。

 もちろん、PC等と接続すれば3840×2160ドットの30Hz(アップデートで60Hzに対応)の表示が行えるので、PCこそが最も身近な4Kコンテンツなわけですが、すくなくともビデオコンテンツに関しては2K映像を4K化して楽しむのを想定した製品になっています。

 試験を福見ますが、データベース型超解像処理を採用しているソニーの4Kブラビアもほぼ同じコンセプトといえます。

 ほんと、最近の超解像処理の精度は最近は劇的に向上していて、東芝調べの情報ではありますが、4Kカメラで撮影した4K映像を2K映像に圧縮し、これをレグザの超解像処理で4Kに戻して、オリジナル4K映像と比較したところ、正解率は90%だったそうです。

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 超解像ってここまで来ているんですね。
 恐らく、競合のソニーの4Kブラビアでも同じくらいの精度になっていることでしょう。

 こうした映像エンジンによる映像拡張は、「色」に関してはRGB-LEDバックライトが採用された時にも流行しました。

 ビデオコンテンツは信号レベルではNTSCカラー準拠の色情報しか持っていないのに、RGB-LEDバックライト液晶テレビでは各社の独自解釈で色域拡張して表示させていました。

 今回の一連の4Kテレビブームは、ああした映像拡張概念が「解像度に適用された」…と考えるとしっくりとくるのかもしれません。

 ただ、個人的には4KテレビはPCと接続出来ることが、当面の「最大の魅力」と言うことになると思っています。

 「4Kテレビで何見るんだよ」という人もいますが、個人的には、4Kテレビ、めちゃくちゃ欲しいですね。



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