毎年立派になって行っているのが「リアルタイム版エレクトロニックシアター」の呼び声も高い「Real-time Live!」イベントです。
数千人が入る大ホール会場で、リアルタイム3Dグラフィックスを実機でその場で実演上映し、開発関係者が自らプレゼンするこの「Real-time Live!」は、エレクトロニックシアターとは違ったドキドキ感があります。
実際、時々、デモ機がおかしくなったりしますしね(笑)
前編では、NVIDIAのフェイシャルデモなどを紹介していますが、注目度が高かったのはWebブラウザ上でプログラマブルシェーダを開発したり実験したりすることができる「ShaderToy」でした。
[SIGGRAPH]リアルタイムレンダリングの最先端が集結するイベント「Real-time Live!」レポート(前編)
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20130725101/
シェーダの入力パラメータに、音楽や映像、マウスポインターの座標、さらにWebカメラからのリアルタイム映像なども入力できるため、高度なメガデモ的作品も作れてしまうんですね。
上の作品はまさに、ShaderToyで作られたメガデモ風シェーダーデモです。
世界中から面白い作品が投稿されているので、
ShaderToyの公式サイトは要チェックです。
なお、動作にはWebGLが動作するWebブラウザが必要です。
後編では、EPIC GAMESの「UnrealEngine4」の技術デモ「Infintrator」や、NVIDIAのノンリニアハカイデモ、ドイツのメガデモ(Megademo)制作グループ「Still」の作品などを紹介しています。
下の動画は、NVIDIAのノンリニア破壊デモ「Massive Destruction in Real-Time」です。
[SIGGRAPH]ゲームグラフィックス向けの先端技術も登場したリアルタイムデモ専門イベント「Real-time Live!」レポート(後編)
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20130801086/
ノンリニア破壊とは、「事前計算の仕込み」無しで、その場でシミュレーションを行って、その結果として動的に破壊が起こる破壊表現のことです。
NVIDIAは、このデモでどのようにしてノンリニア破壊を実現したのかという部分を、デモ発表当初は秘密にしていたのですが、最近、そのネタばらしが行われています。
言われてみれば「なぁんだ」というか、むしろ「その発想があったか」という「目から鱗」的なシンプルな着想で実現されていたんですね。
その内容については記事をご覧下さいませ。
にしても、Stillのメガデモは相変わらずカッコイイ。
このデモは、「マンデルブロ集合」や「ジュリア集合」といったフラクタル図形の概念を2D平面ではなく3Dの立方体に応用した「マンデルボックス」(Mandelbox)と呼ばれるプロシージャル手法的なアルゴリズムで書かれているため、シェーダプログラムの総容量はわずか64KB。
テクスチャのいくつかは手描きとのことですが、アーティストがデザインしたポリゴンモデルも一切使われていないとのこと。
ランタイム入手法などは記事の方をどうぞ。
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