あけましておめでとうございます。
結局年をまたいでの2013年記事のフォローになりました。
大晦日も正月もなく、普通に仕事している毎日です。
さて、NVIDIAは、10月に突然、「PCゲーム関連イベントをやるのでモントリオールまで来て!」と招集を掛けてきました。
驚いたことに、その招集時点では発表内容は「秘密」と言うことでした。
各編集部は「そんな得体の知れない発表に人は出せない!」と最初は返答したようですが、そうはいってもNVIDIAは業界の最大手なので、結局、みんな行ったのでした(笑)
2日間にわたって発表会イベントは行われましたが、1日目は、「GameWorks」と呼ばれるブランド名の発表が行われました。
NVIDIA,ゲーム開発者のための開発技術支援ブランド「GameWorks」を発表
http://www.4gamer.net/games/032/G003263/20131018056/
NVIDIAは従来から開発者向けページ「Developer Zone」で、開発者向けの有用情報をソースコード付きで提供してきましたが、その内容を系統立てて再構築し、新たなブランド名で呼び始めたのが「GameWorks」です。
ただ、それだけでなく、「Flex」「GI Works」「Flame Works」といった新しいライブラリも発表されました。
これら3つの新ライブラリについての解説は記事の方をご覧下さい。
このイベントでは「GeFocre GTX780Ti」も「予告」の形で発表されました。
NVIDIA,GPU新製品「GeForce GTX 780 Ti」の登場を予告
http://www.4gamer.net/games/216/G021677/20131019001/
発表時点では、GeForce GTX TITANの下にラインナップすると予想されていましたが、結果的には、TITAN以上の性能が与えられていましたね。
現在、ボクも4K出力用にこのGeForce GTX780Tiを使っています。
GeForce GTX780Tiは、仕様上、1GPUで同時3画面出力が可能なはずですが、うちのPN-K321とのDP接続ケースでは同時2画面出力までに制限されています。
どうやら、PN-K321とのDP接続ケースでは、GeForce GTX780Tiは1920×2160ドット×2画面としてMST出力するためのようです。
4Kディスプレイは、まだまだ、扱いにくいクセのようなものが色々とありそうですね。
Comments
1出力で画面表示しようとすると30Hz
2出力なら60Hzまで対応できます。
http://www.sharp.co.jp/lcd-display/corporate/lineup/pdf/pnk321.pdf
おそらく実装当時のTiming Controllerでは、4Kの解像度を60Hzを出せるものがなく、苦肉の策で半分の解像度で2つ動作させる方法で60Hzを実現するしかなかったのでしょう。
DisplayPortで1画面の出力になりますよ。