1月は4日からラスベガスいりしてInterntaional CESなどの取材をしていて、その後、風邪を引き、ブログの更新機会を失ってしまっていました。というわけで、2013年のネタをまだ引っ張ります。
NVIDIAは10月、これまで誰もやろうとしてこなかった、新しいディスプレイ技術を発表しました。
それがG-SYNCです。
これまで、映像表示は、ディスプレイ側の「60分の1秒周期」で行うのが基本となっていました。ブラウン管時代から脈々と受け継がれてきた「常識」ともいえるこの「60Hzの固定表示周期」は、表示フレームレートが上下するようなゲーム映像にとっては都合が悪いものです。
そこで、これまで「60Hzの固定表示周期」で成り立っていた映像の表示システムを改革しようとしてNVIDIAが行動を起こしたわけです。
NVIDIA,Vsync有効でも無効でもない第3のディスプレイ同期技術「G-SYNC」発表。その正体と狙いを明らかにする
http://www.4gamer.net/games/236/G023686/20131019004/
このG-SYNCとは、映像表示の仕組みをディスプレイ主導の「60Hzの固定表示周期」ではなく、映像出力側が自在に表示周期を変更出来るようにする技術です。
GPU側に同期させる表示システムだから「G-SYNC」というわけです。もちろん、「GeForceに同期させる表示システム」という二重の意味も掛かっているんでしょうけれども。
ラスベガスのInternational CESでもNVIDIAブースでは、このG-SYNC搭載製品を多数展示していました(写真下)。
現在は、PC向けディスプレイ製品のみですが、テレビ製品への対応も期待されますね。
そうそう。ブースでは、32インチの4KディスプレイのG-SYNC対応試作品も展示されていました(写真下)。
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