PS4でも、ゲームのバックグラウンド録画がSHARE機能でサポートされますが、これは、最近のGPUに搭載されているH.264エンコーダを活用した機能です。
プレイしているゲームの録画はこれまでビデオキャプチャカードなどを駆使して録画する必要がありましたが、最近のGPUでは、内蔵されたH.264エンコーダを利用することで超低負荷で録画が出来るんですね。
Keplerの眠れる機能が真価を発揮? NVIDIA,ゲームストリーミング機能「GameStream」とプレイ動画録画機能「ShadowPlay」を披露
http://www.4gamer.net/games/022/G002210/20131021034/
PS4のAPUもそうですし、AMDのGPUに内蔵されているVCE、NVIDIAのKeplerコア世代のGeForceに搭載されているNVENCもそうなんですが、最近のGPUに内蔵されるH.264エンコーダはリアルタイム以上のエンコード能力があるうえ、複数のビデオストリームの同時エンコードにも対応できます。
だから、ゲーム録画の他に、別視点からレンダリングしたゲーム映像のセカンドスクリーン(スマホ等)へのストリーミング伝送なんかも出来るわけです。
その昔、ブルーレイやHD DVDのフォーマット戦争が行われていたときは、ハードウェアH.264エンコーダなんて「高嶺の花」でしたが、今やほとんどのGPUにおまけで付いてきちゃうんですからね。スゴイ時代になったものです。
以前、サウンドチップがマザーボードにオンボードされたことで、一部のハイエンド向け製品を除けば、単体サウンドカード製品は一気に淘汰されてしまいました。ビデオキャプチャ製品ももしかするとそんな感じになっていくんでしょうか。
映像入力系の端子を付けて、ソフトウェアを用意すれば、大体のこと出来てしまいますものね…
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