VRディスプレイがゲームの表現を変える? 次期バージョン「Rift V1」の話題も出たAPU13基調講演レポート

 2013年11月、AMDが米国で開催した開発者向けイベント「AMD Developer Summit 2013」にてVR対応型ヘッドマウントディスプレイOculus Riftの開発元Oculus VR社のCEOであるBrendan Iribe氏が基調講演を打ちました(下記事)。

 基調講演の内容は、要約すると「ゲームを取り巻く環境は3D立体視とか、Wiiみたいなモーション入力インターフェースみたいな進化はあったが、もう一段進化するとしたらそれはVR(仮想現実)だよね」みたいな内容でした。

 その後、年が開けて2014年のCESでは、フルHD解像度の有機ELパネルを採用したシステム遅延を10ms台にまで抑えた「Crystal Cove」(コードネーム)の新型Oculus Riftが公開されていました。


VRディスプレイがゲームの表現を変える? 次期バージョン「Rift V1」の話題も出たAPU13基調講演レポート
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http://www.4gamer.net/games/195/G019528/20131119055/

 上の動画は、前述の基調講演で公開され、CESでは実際に体験することが出来たCCP Gamesが開発したOculus Rift専用のゲーム「EYE:Valkyrie」です。

 Unityベースで開発されているといわれているこの作品、どうやら、最近、Oculus Riftのローンチタイトルとして決定したようですね。

 VRディスプレイが盛り上がってくれれば、この仕組みのAPIの標準化も進むかもしれません。

 そういえば、CESでは、ソニーがモーショントラッキングに対応したVR対応型の改造版「HMZ-T3」による実動VRデモをブースで披露していました(写真下)。

DSC_7954.JPG

 まぁ、この展示だけで推測するのは早計かも知れませんが、ソニーからVR対応型HMDが出てきて、それがさらにPS4なんかにも対応したら、色々と盛り上がりそうです。

 もしそうなれば(大手ゲームスタジオのフットワークは遅いかも知れませんが)、インディーズゲームの開発シーンからは「小粒でもぴりりと辛い」VR対応型ゲームがいろいろと出てくるかもしれません。
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