ちょっと前の話ですが、ハリウッドでゲームサウンド関連の制作を担当している
「ROCKET SOUND」を見学させてもらいました。
実は、このROCKET SOUNDは、以前
(善)後不覚コラムで紹介したテクニカラーのゲームサウンド部門のスピンアウトメンバーで構成されたスタジオなんです。
たまたま訪れたのが休日だったので代表のTom Haysさん(写真左)と、日本向けフロントのAmi Loganさん(写真中央)、エンジニアのDaniel Khimさんしかいませんでしたが、スタジオの内部を見学させてもらえました。
なんでも2013年、以前取材したテクニカラーがゲームサウンド部門を閉鎖してしまったようで、それをうけて、今回の新スタジオ設立となったとのことです。
このサウンド&音響チームは、HALOシリーズ、Gears of Warシリーズ、アンチャーテッドシリーズなどの名だたる北米スタジオ開発タイトルの他、ファイナルファンタジーシリーズ、ドラゴンズドグマのような日本スタジオの
大作ゲームの音響を担当してきた実績があるので、バラバラになるのはもったいないと言うことで、当時のメンバーが新スタジオに集結したようです。
何でも、歴史ある古いスタジオ用の建物を改装して使っているそうで、古き良き伝統とテクノロジーが融合している感じでいい雰囲気でした。ハリウッド近郊なので、こうした建物はお土地柄、結構あるんでしょうか。
もう既にビッグタイトルのプロジェクトを担当しているようで、また、廊下に額縁が増えるかも知れませんね。
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