ハリウッドのゲームローカライズスタジオを見学してきた話~外伝

 ちょっと前の話ですが、ハリウッドでゲームサウンド関連の制作を担当している「ROCKET SOUND」を見学させてもらいました。

 実は、このROCKET SOUNDは、以前(善)後不覚コラムで紹介したテクニカラーのゲームサウンド部門のスピンアウトメンバーで構成されたスタジオなんです。

 たまたま訪れたのが休日だったので代表のTom Haysさん(写真左)と、日本向けフロントのAmi Loganさん(写真中央)、エンジニアのDaniel Khimさんしかいませんでしたが、スタジオの内部を見学させてもらえました。

DSC_4493.JPG

 なんでも2013年、以前取材したテクニカラーがゲームサウンド部門を閉鎖してしまったようで、それをうけて、今回の新スタジオ設立となったとのことです。

 このサウンド&音響チームは、HALOシリーズ、Gears of Warシリーズ、アンチャーテッドシリーズなどの名だたる北米スタジオ開発タイトルの他、ファイナルファンタジーシリーズ、ドラゴンズドグマのような日本スタジオの大作ゲームの音響を担当してきた実績があるので、バラバラになるのはもったいないと言うことで、当時のメンバーが新スタジオに集結したようです。

DSC_4454.JPG
DSC_4486.JPGDSC_4483.JPGDSC_4485.JPG

 何でも、歴史ある古いスタジオ用の建物を改装して使っているそうで、古き良き伝統とテクノロジーが融合している感じでいい雰囲気でした。ハリウッド近郊なので、こうした建物はお土地柄、結構あるんでしょうか。

DSC_4437.JPGDSC_4434.JPGDSC_4463.JPG

 もう既にビッグタイトルのプロジェクトを担当しているようで、また、廊下に額縁が増えるかも知れませんね。

DSC_4451.JPG
一般 | comments (0) | trackbacks (0)

Comments

Comment Form

icons:

Trackbacks