OpenGLなどを統括するKhronosの最新動向をまとめたのがこちらです。
 最新といっても、記事自体は夏のものですけれども。
 ホットトピックとしては「OpenGL 4.5の発表」「OpenGL ES3.1の拡張セットGoogle AEP」「次世代OpenGL開発プロジェクトのアナウンス」といったところでしょうか。
スマホでPS4世代のグラフィックスを実現? OpenGL ES 3.1の拡張機能「Google AEP」や次世代OpenGLの話をKhronos Group代表に聞いてみた
http://www.4gamer.net/games/107/G010729/20140827118/
 OpenGL 4.5は年次更新のマイナーチェンジ版です。
 Google AEPはちょっとした問題作(?)で、せっかくKhronosでOpenGL ES3.1を規定したのに、一部のハイエンドGPUメーカーが「ジオメトリシェーダとかテッセレーションステージとかの機能を搭載した俺たちのGPUの機能がタブレットとかスマートフォンで活かせない」と反発してきたために、それじゃAndroid 5(Lolipop)で使えるハイエンド拡張機能を「Google AEP」として規定しましょう…となったものです。
 次世代OpenGLは、要するにDirectX12とかMANTLEとかの流れと同じで、ネイティブ並のダイレクト感でGPUをドライブできる新OpenGLの開発を始めよう…というアナウンスですね。
 AMDのMANTLEが今後、どの程度、残るかは不明ですが、AMDのMANTLEが起こした「ダイレクトにGPUを叩く系API」の波紋は業界にはだいぶ響いているようですねぇ。
 
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