予告していた多画面環境導入期の詳細版の記事です。
【(善)後不覚】勢い余って4Kを2画面導入。多画面マニアはついにフルHDディスプレイ15台分の解像度環境へ
http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20141225139/
AV WATCHの記事に対し興味深い意見を頂きました。
1つは、4Kテレビ製品である東芝レグザ「40J9X」をモニタとして活用するのには無理があるのでは?…というものです。
実は、40J9Xの場合は、映像エンジンによる画像処理を最低限にしたベースバンド映像をそのまま表示する「モニターモード」があるのです。
40J9Xの場合、直下型バックライトを採用しているため輝度均一性は、むしろ一般的なPCモニターよりも高品質なくらいです。
そもそも4K解像度のPC向け液晶モニターで直下型LEDバックライトを採用している機種なんて殆ど無いですし…。
そうそう。AV WATCHでの記事掲載後、40J9X購入について相談を受けるのですが、40J9Xの購入を考えている人は急いだ方が良いかも知れません。
というのも、40J9Xは、もしかすると「40インチサイズ」「直下型バックライトシステム採用」「モニターモード搭載機」としては最初で最後になるかも知れないからです。東芝は後継機種としてJ10Xを発売しましたが、40インチモデルはラインナップから姿を消しています。
40J9Xは、40インチの4Kテレビとしても使えますし、一部の店舗では14万円台にもなっていますし、コストパフォーマンス的にもお奨めです。

もう一つ、AV WATCHの記事掲載後、引き合いが強いのが、LGの31インチの「31MU97B」です。
こちらは広色域IPS液晶採用モデルですが、バックライトはエッジ型です。
しかし、プロユースにも耐えうる画質性能を実現するために、製造後、出荷前に一台一台、画質性能の公差調整を行っています。ちなみに、この写真は、ボクが導入した実機に付属してきた検査シートです。輝度均一性は全画面で誤差2%以内に収まっています。
これはなかなか凄い拘りっぷりといえます。
価格的にもプロ向け相当のIPS液晶パネル採用4Kモニターとしてはかなりコストパフォーマンスが優秀といえますので、こちらも4Kモニターとしてお奨めできます。
あと、記事では、取り付けに際してどんなアームを使っていますか、という問い合わせにも答えています。
詳細は記事の方を参考にして欲しいのですが、ボクはサンコー製のいわゆる格安品を使っています。
強度について心配される人も多いようですが、今のところボクのところでは問題は出ていません。
まぁ、心配な方も、価格も安いので、試しに導入してみるのはいいと思いますよ。
Comments
http://www.z-z-z.jp/blog/img/textsize.jpg
16インチのフルHDモニタのノートを使っているせいか、あまり小さいと感じたことがないです。
40J9Xの40インチ4Kは実質20インチFHD×4面なので視距離にもよると思いますが、たぶん、使っているうちになれてしまうと思います。
ボクは今では23-24インチの文字が大きすぎる印象を持っています。
最近では32インチ4Kを使われている人も増えてきているますが、丁度いいという人もいれば小さすぎたという人もいるようです。
そろそろ視距離や視力に合わせて実機を見てから選ぶ必要があるかもですねぇ。
西川さんのAV Watchの”大画面マニア”やこのブログはいつも楽しみに読ませていただいており、かつおおいに参考にさせていただいております。
今回のこの記事に触発され、家人の白い目の中、私もREGZA 40J9XとGeForce GTX980を購入! すでに購入していたIiyamaの23インチモニタx4と合わせて5画面のマルチモニタ環境を満喫しています。 参考までにお聞きしたいのですが、西川さんは40J9Xの画面上の文字サイズはPC側でどの様にセッティングされているでしょうか?
私の場合、色々いじってみましたが、最小にすると読みにくいし、かといって中のちょっと下に設定すると文字がかすれて見えない場合もあり、Iiyamaのディスプレイに比べると、どうもテキストが見にくい状況です。もし、オススメの設定などありましたならば教えていただけると幸甚です!
ちなみに40JX側はこの記事を参考にして「モニターD65」に設定しております。
2台故障させてしまいました。。。
自力で直すことも可能です。
http://blog.livedoor.jp/hean/archives/4748855.html