ついに「ストリートファイターV」が発売となりました。
格闘ゲームのトップブランドである「ストリートファイターV」と低遅延性能を追求してきた東芝レグザとのタイアップ企画が発足。
微力ながら、そのお手伝いをしてまいりました。
ついに東芝レグザは、表示遅延0.05フレームを達成したんです。
液晶テレビ<レグザ>でゲームこそサイキョーだ! プロゲーマーももち VS 大画面マニア 西川善司 ストリートファイターVでガチバトルも!!
http://game.watch.impress.co.jp/topics/regza1602/
まあ、補間フレーム挿入/倍速駆動の場合は、原理的に0.5フレーム遅延が免れないので、0.05フレーム遅延が実現される状況は限定的になりますが、そのあたりの詳しい解説とどの機種でどんな表示遅延になるのかは記事にまとめていますので参考にして下さい。
「フルHD機で1080p/60Hz入力時に0.05フレーム遅延」ということであれば、「レグザJ10」「レグザV30」がお勧めです。「4K機で1080p/60Hz入力時に0.05フレーム遅延」ということであれば「レグザG20X」「レグザJ20X」がお勧めです。
さて、下は記事でも示しているもので、格闘ゲーム世界チャンプのももち氏に12フレーム遅延を与えて、ボクはレグザの低遅延状態で対戦した動画です。
表示遅延の大小で、ここまで実力が縮まるものなんです。
あ、ちなみに、両者、遅延なしでプレイした状況は記事の方をどうぞ。
ボコボコです(笑)
というわけで、テレビ選びの際には表示遅延にも気を配ってみて下さい。
Comments
お便りありがとうございます
基本的に低遅延モードでは各社基本方針としては映像をベースバンド映像と見なし、MPEG系ノイズ低減機構はオフにしています。
一方で解像度変換/スケーリング処理は有効にしているところがほとんどです。東芝の最初期の低遅延モードではオフになっていましたが。
バックライト制御は映像の表示時(液晶駆動時)に駆動されるので遅延モードとの因果関係は無いといえます。
各社が低遅延モードで何を有効にしているかは、非公開としてしまってるので詳細は不明ですが、一部の機種では、低遅延モードにすると画質パラメータが不活性表示になったりするのでそれで当たりを付けることは出来ますね。
その当たりが目についた場合は記事に反映してもいいかもしれませんね。心がけておきます。
低遅延モードで気になるのが、
どの高画質化処理がスルーされているかです。
例えばHDR化の流れに合わせて、
バックライト制御を行うような液晶テレビを買ったのに、
ゲームモードではバックライト制御はスルーされていた
&バックライト制御を行うと遅延が気になる・・・
といったもどかしい事態になりそうな予感がしています。
願わくばですが、大画面★マニアにて、遅延を調査される際、
・低遅延モードでスルーされている処理
・主だった高画質化処理を有効にした場合の遅延時間
も知りたいな、と思っています。