3月から4月は出張が続いてブログが疎かになってしまいました。
また、徐々にいつものペースに戻せていけたらと思います。
時間的な順序でいえば本来ならばGDCの話題から行くべきですが、もう時間も経ってしまったのでランダムに行こうと思います。
まずは、新しい目のNVIDIA,PASCALコア世代のGPUの話題からです。
[GTC 2016][西川善司の3DGE]Teslaとして登場した新世代GPU「Pascal」,その詳細に迫る
http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160407104/
今回のポイントはシェーダコア一基に対するオンダイメモリ(キャッシュ、レジスタファイル)の容量増加がポイントです。
それと、倍精度(FP64)演算器の追加。
TEGRAで先行採用していたハーフ(FP16)精度の32ビット演算器での同時2個実行、詰め込み大作戦への対応。
トランジスタ数は2倍以上になったのに、シェーダコアは、TITAN Xと呼ばれたGM200から512基しか増えてませんからね。
これは、HBM2採用を含めて、内部演算リソースの高効率活用を目指したアーキテクチャと言うことなんだと思います。
裏を返せば、TITAN X(GM200)において、内部シェーダーコアがフル活用が実践されていなかったことへの反省改善という意図も読み取れます。
そんなあたりを意識して読んで頂ければと思います。
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