シャープを除けば、ほぼ最後の日本の映像パネルメーカーJDIが、VR-HMD専用液晶パネルを発表しました。これに関して実際に発表会を見に行ってレポートしたのが下の記事です。
発表された液晶パネルは3.6インチサイズで解像度は1920×2160ピクセル。画素密度は800ppi超です。
Oculus Rift、HTC VIVEに採用されていた有機ELパネルは1080×1200ピクセルだったので、解像度的には約3倍以上高いものになります。というか、RiftやVIVEの有機ELパネルはペンタイル配列だったので緑サブピクセルしかフル解像度分存在しなかったので、JDIが発表したパネルは実質的には4倍近く高解像度だと言ってもいいと思います。
JDI,画素密度約800ppiのVR HMD専用超高精細液晶パネルを発表。第2世代VR HMDは有機ELではなく液晶がメインに?
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20171213130/
2018年以降の新世代VR-HMDでは、有機ELパネルの高解像度化が見込めないことから液晶化の流れが来ると言われていましたが、今回の発表は、これが現実になりそうな動向の1つといえそうです。
ちなみに、シャープも昨年と今年、1000ppiクラスのVR-HMD専用液晶パネルの試作品を発表していますね。
詳細は記事の方をどうぞ。
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