韓国勢に限ったことではないですが、2018年は、「みんな大好き元年表現」に倣うならば「AI家電元年」ということができるかもしれません。
韓国二大家電メーカーのサムスンとLGは、共に、それぞれが発売するあらゆる家電をそれぞれのAIプラットフォームで連携できる戦略を発表しました。
まあ、最近流行のスマートスピーカーが提供するようなシナジー効果を冷蔵庫や洗濯機にまで拡大していくような話ですね。
下のレポートは、ボクが書いたCES2018の記事としては最初のものになります。
2018年のLGはAIテレビに注力。新プロセッサ「α9」で高画質化される有機ELテレビ
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1100153.html
それと、韓国勢が申し合わせたように発表したのが新世代映像エンジンです。
話を聞く限り、ソニーや東芝の映像エンジンとアプローチがそっくりなのですが、最初はフォロワーであったとしても本気を出し始めると凄いメーカーなので、侮れないところはあります。
そういえば関係者に聞いた話で、おもしろいのがありました。
サムスン、LGは共に、同じ企業グループで、映像パネル開発部門とテレビ製品開発部門をもっていますが、互いに全く連携できていない、というのです。
これって、日本企業でも全く同じことがありました。
で、まぁ、これを改めていかないと…と頑張りはじめたようです。
大企業の先端技術部門同士ってどこも仲良くできないもんなんですねぇ。
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