ロサンゼルスのSIGGRAPH2008に来ています。
今回は朝から晩までフルセッションという日程が続いているのと、前回のE3で無理をして体をこわしたので、大事を取って、今回は記事の更新スピードはいつもより遅めです。
一つ前にレポートしているモノがあるのですが、まずは最初に「Larrabee」のレポートをあげておきます。
SIGGRAPH 2008 - IntelのCPU・GPUハイブリッドプロセッサ「Larrabee」の正体
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/13/siggraph02/index.html
x86版のCELLみたいなもんだろうと思っていたので、だいたい想像の範囲内なのですが、いくつか注目点があります。
だいたいこんな感じです。
・各x86コアは64ビット、ハードウェア4スレッド拡張された初代Pentium相当
・各x86コアのL2キャッシュ、全x86コアで共有されるL2キャッシュがフルコヒーレンシー維持される
・専用ハードウェアはテクスチャユニットだけでラスタライザまでソフトウェアであること
記事でも述べていますが、グラフィックスパイプラインそのものをプログラマブルにしたという点でセンセーショナルだと思います。
実際の製品で、x86コアがいくつ搭載されるのか、そしてパフォーマンスは…。
そのあたりはIDFで開示されるのかもしれません。
ええ、3DMarkのスコアとかは一切公開されていないんですよね
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