大宮駅前のアルシェの地下の本屋でREVSPEED誌を買ったときのこと。
財布から小銭を出したら1円玉がコロリと滑り落ちて、新刊を並べてある台の下に入ってしまった。
1円くらいだしいいや…と思ったら、店員さんが、会計のあと、レジ側からこっち側に出てきてくれて台の下に手を伸ばして探してくれた。
店員さん「ん?」
といって自分の体を盾にして、なにやら繰り寄せている様子。
一瞬見えてしまったのだが、1円玉よりも大きく厚みのある硬貨…100円玉を発見してしまったらしい。
店員さん、ボクに見せないようにその100円玉をポケットに滑り込ませて一言
「落とされたのって、1円玉でしたよね?」
まさにこれって、童話の「木こりと金の斧」のシチュエーション!!
まぁ、ここで嘘をついてもしかたないので「はい」と答えると、その店員さん、その新刊の台の反対側の方からも手を突っ込んで探してくれて、今度こそはボクの「1円玉」を拾い上げ
「はい、これですね」
と1円玉を手渡してくれた。
「はい。そうです。ありがとうございました」と告げて1円玉を受け取るボク。
正直に答えたけれど童話みたいに
金の斧の方はくれませんでした(笑)
あの本屋の泉の妖精さんは果たしてあの金の斧(100円玉)をどうしたのか…。
そういや、あの童話でも、欲張り木こりが嘘をついたときには、泉の妖精さんは鉄の斧をネコババしてるんだよな…。
Comments