自分は取材のスタイルとして、ボイスレコーダではなくビデオカメラを回すことが多いのですが、DVカメラの時はLPモードでも2時間も録画すると20ギガバイトを超えるので保存するにはWMV等へのエンコードが必須でした。DVはキャプチャにも撮影実時間が必要ですし、それはそれは取り扱いが大変でした。
昨年からはAVCHD(H.264)ベースのHDDカメラを導入したので、LPモードだとハイビジョンで2時間撮影しても4GB程度。この程度ならば保存しておきたいと思った内容はそのまま保存しておくことが現実的に可能です。
最初はDVD-Rなどに焼いていたのですが、ディスクそのものの検索性が低いことに気がつき、ここ数年のものについてはHDDに入れっぱなしというスタイルが多くなってきました。
最初は余っていたPATA(E-IDE)の300GB程度のHDDに保存していたのですが、2時間で4GBととすると300Bだと150時間程度しか保存できません。
余っている250-300GBのPATAのHDDの数は結構あるので、どうせならば取材ビデオファイルのHDDをストックしておくHDDボックスを一台構築しようと思い立ちました。
そこでショップを物色したところ8台収納タイプは25,000円くらいするなか、NOVACの6台収納の
「6台はい~るKIT USB 」が14,000円で販売されていました。
まぁPATA製品なので長期的に使えるかどうかは微妙ですけど、いちおう奥行き側の収納空間には余裕があるので
PATA-SATA変換をかましても収納が出来ることをウリにしていますし、なによりGPT(GUID パーティション テーブル)にも対応しているとのことで2TB以上もOKらしいのが気に入りました。ということで導入。
6台のHDD全ての合算容量を1ドライブとしてみなせるスパニングモードで使えるのが魅力なのですが、こうした製品で怖いのは1台が壊れただけでもボリューム全体が死んだことになる点です。単純に考えれば6台接続時で故障確率は6倍。大事なデータが死んだら気が滅入りますが、取材の録画ストック用と割り切れば、まぁ、なんとかいけるかな。
250GB~320GBのPATA HDDを6台収納して合算容量は約1.6TB。
ま、こんなもんか…。
最近、
1ドライブで1.5TBドライブも登場したし、なんかはりきって導入したこのHDDボックスの製品寿命もそれほど長くないのかも。
初回なのでフォーマットをあえてクイックではなくてフルフォーマットを選択したんだけど…時間が掛かる…。
※【追記】フォーマットに19時間掛かりました(笑)
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