ジオメトリシェーダの活用例の紹介シリーズの第二回です。
今回はファー(毛皮)をジオメトリシェーダで生やすテクニックのお話です。
リアルタイム3Dグラフィックスでのファーの生やし方の主流方法は2つあって、1つは毛ヒレを植える方法、もう一つは毛の断面テクスチャを積層させて疑似ボリュームレンダリングふうに生やす方法です。
今回は前者のお話をしています。
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第31回
ジオメトリシェーダ(2)~ジオメトリシェーダのアクセラレーション的活用(2)
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/031/index.html
このファーの実装はNVIDIAがお気に入りのようで、最新のSDKには今回の記事のスクリーンショットとして使わせてもらっている毛玉猫のデモが収録されていますし、過去にはGeForce4Tiシリーズで狼男のデモでファーを生やしたことがあります。
ファーは3Dグラフィックステクノロジーとしてよくテーマとして取り扱われるんですけど、それほど3Dゲームで見かける機会がないような気もします。古くは「ねずみくす」ですかね。最近だと「ロストプラネット」なんかも印象に残っています
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そうそう、今年年末に発売される「ソニック ワールドアドベンチャー」では主役のソニックが夜になると毛むくじゃらに変身します。ファー・ファン(笑)は要チェック!
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