ジオメトリシェーダとファー・シェーダーの話題のパート2です。
今回は毛の断面テクスチャを使って毛皮を表現するシェル法のファー・シェーダーについて取りあげています。
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第32回
ジオメトリシェーダ(3)~ジオメトリシェーダのアクセラレーション的活用(3)
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/032/index.html
前回のフィン法はまさに植毛ですが、今回のシェル法はカーペットを敷くみたいな感じですかね。
フィンとシェルは共に一長一短なので、両方組み合わせて活用するのが一般的なようです。
前回と今回でファーシェーダーの基本タイプであるフィン法とシェル法を紹介しましたが、SIGGRAPH2008ではNVIDIAが、次世代DirectX11対応GPUのテッセレーターを活用して、線分をなだらかに分割して髪の毛を表現するアイディアをデモとして実装したものを公開していました
.
詳しくは
こちらをどうぞ
次世代GPUだと髪の毛となる線分をジオメトリシェーダで生成して、その線分を髪の毛のようになびかせるのがテッセレータという感じですかね。こちらは増毛という感じ。さしずめDirectX11はリーブ21ってところですか(笑)
Comments