福山雅治が「世界初、
超解像技術搭載。東芝レグザ」と涙を流して叫んでますが、今回の大画面☆マニアでは、この一昔前のギャル語みたいな"超"の付くキーワードについて解説しました。
なんでも、商品に与えるキャッチコピーにおいて、不毛な競争を割ける目的と紳士協定的な側面から「超」を付けるのはやってはならないそうなのですが、「超解像」技術については、もともと、東芝が考えたものではなく、学会で用いられている立派な技術用語なので用いたのだそうです。
そう、「超解像」は女子校生が考えた言葉ではないんですね。
「超解像」は「超だりぃ」とは異質だというわけです。
西川善司の大画面☆マニア第102回:超解像技術とはなにか?
~ 各社が取り組む新映像技術を解説 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081030/dg102.htm
最近、光ディスク関係では散々だった東芝も、液晶テレビのレグザは好調だと言うこともあってか、超解像技術に関しての取材は二つ返事でOKされ、研究所の方と超解像LSI開発の方までを呼んでくれました。
詳しくは記事の方を参照して欲しいのですが、かいつまんでいうと、超解像技術とは単なる解像度変換ではなく、一画素に落ち込んでしまった、より高い解像度の映像情報を、解析して甦らせる技術ということになります。
その復元方法に各社の工夫があるんですね。
下は東芝の超解像技術の実際の比較写真です。実機からの撮影になります。
超解像 OFF
超解像ON
記事でも触れていますが、この様子だと、日立も近いうちにWoooに超解像技術を搭載してくるでしょうね。ソニーBRAVIA、パナソニックVIERA、シャープAQUOSも、そのうち、やってくるはずです。
そうそう、現在、評価用に、超解像搭載の最新REGZAを借りているのですが、昔のゲーム映像に対して効かせても、結構面白かったです。
ディテールが鮮明になり情報量がちょっと上がったような映像になります。wiiやPS2以前の世代の非ハイビジョンゲーム機と超解像を組み合わせるのも面白い活用といえるかもしれません
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