テッセレーションの話がまだ続きます。
ATIはハードウェア・テッセレータをRADEON HD2000/3000/4000に内蔵しておきながらも、ジオメトリシェーダを用いたテッセレーションの仕組みを実装したことがあります。
今回からの数回はこのあたりに関連した話題を主題として取り扱っています。
このATIのデモでは元々存在するポリゴンにより細かいポリゴンを当てはめるような形でテッセレーションを行います。
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第38回
ジオメトリシェーダ(9)~ジオメトリシェーダを活用した新表現(5)
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/038/index.html
この方法を使ったデモ「GS-NPatch-Tessellation (June 2007)」は、
ATIの開発者のページからダウンロードできます。
直リンクとしては
ここになります。
実行はRADEON HD2000/3000/4000シリーズを前提としていますが、
実は、GeForce8000/9000/GTX200シリーズでも動作してしまいます。
以下には実際に実行させたときの画面を示します。ちなみに、下の画面ショットはGeForce8800GTXでキャプチャしたものです
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テッセレーションレベル1(低)
テッセレーションレベル5(中)
テッセレーションレベル9(高)
テッセレーションレベルは0~9まで変更できますが、レベル5以上では、レベルを上げてもあまり劇的によくはなりませんね。
これ、ジオメトリシェーダの負荷テストとして面白いので是非試してみてください。
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