以前のエントリで紹介した
新型フェアレディZの話ですが、あの見積もりの時にディーラーマンとの話の中で興味深いものがありました。
テレビのCMでもみかける残価設定型クレジット「おサイフカンガルー」で車を買う話です。
自分も「リースってことでしょ。何を今さら」って思ったのですが、日産のは、
チューニングありでOKということで驚きました。
だから、例えばですが、この方法で購入したZやGTRをいじり倒してもOKなのです。
これが普通のリースとは違うところで、「へぇ」と思ってしまいました。
ちなみに、残価設定型クレジットを知らない人のためにも基本事項を説明しておきましょう。
残価設定型クレジットというのは、車の対価に対する支払いをある決まった年数まで行い、残価に見合うところでディーラー(メーカー)に中古車で買い取ってもらうという車の分割払い購入方法です。
例えば、400万円の車があったとして3年間かけて支払いたいとします。
通常の分割払いだと400万円+金利額分の総計額を3年で月賦割りします。
残価設定型クレジットだと、3年後にこの車がいくらになっているか…をあらかじめ想定して、例えばこの場合3年後にこの車の価値が200万円だったとすると、400-200=200万円を3年間で支払って、三年後に車を返すという契約になります。
3年後に、車を返却せずに買い取ることも出来るので、その場合は再び、クレジットを組み直して、この場合だと残価の200万円を再び3年かけて支払えばいいのです。
つまり400+金利を6年間かけて支払うことになります。
通常、車の購入ローンは一般的には最大5年(60回払い)が最長ですから、残価設定型クレジットは、考え方によっては、ローンを2回に分けて組み直す購入方法ということもできるんですね。つまり、最大10年(5年×2,120回払い)ができるという。
日産の残価設定型クレジットでは、車をチューニングしてしまっても減額されるだけで買い取りは保証されますし、もともと、ローンを2回に分けて組み直す買い方を想定しているのであれば、それも関係ないことになります。
試算ページが
ここにあるのでいろいろやってみると面白いです。
たとえばZ34 TypeS(MTシンクロレブコントロール対応モデル)でも、頭金100万円と諸経費(自動車取得税など)を先に支払って、残金300万円分として、この方法で買うと60回払いの均等払いで月々約4万円で買えます。
憧れの35GTR(ベースグレード)も、頭金160万円と諸経費を先に支払って、残金700万円分として、この方法で買うと60回払いの均等払いで月々約6万円で買えます。
これだとなんか買えそうな気がしてきますね(笑)
まぁ、買い取りを前提にしている場合は10年間6万円を支払い続けることになりますが。
まぁ、サーキットをこれで走って全損したら、普通に負債だけが残ることにはかわりないですけどね。
(もちろん、公道での通常の事故は保険が利きます)
まぁ、こういう買い方もあるって話で
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