先日の日記のその後の話です。
TOP FUEL RACINGに先週の水曜日に預けて、中一日、金曜日には作業が完了したとのことで、クルマを引き取ってきました。
オーバードライブの吊しデータは低回転領域のデータがほとんど未設定に近い状態だったようでけっこうやばかったようです。
適性燃調にセッティングが完了したことで、アイドリングも安定し、アイドリング付近のエンジン音も驚くほど静かになりました。
今回の出力(パワー)とトルクですが、経年劣化にも配慮した関係と
アクティブサイレンサーの抵抗等の関係で約4馬力ダウンしての335馬力となりました。しかし、逆にトルクは+3.2kgmほど上がって38.3kgmです。
最高速度は250km/h~260km/hといったあたりでしょうか。
前回までの状態でもデジタルメーター読みで245km/hくらいは出せていたのですが、まぁ、この辺りに変化はあまりないと思われます。
途中の段付きのところは、シングルターボからツインターボに切り替わるポイントです。
うちのセブンはエンジン&タービン・ノーマルなので、耐久性重視のセッティングをお願いしたのでブースト圧も0.95kg/cm2までです。
2年前のセッティングデータと比較したモノがこちらです
(※図中の前回日付は誤っています。値は馬力のみです)
ピークパワーはたしかに5馬力低いですが、低回転時の出力は今回の方が高く、また、4500回転以降6500回転までの広範囲で高い出力になっています。高速道路ではもちろんサーキットやジムカーナなんかでも扱いやすい特性になったといえます。
ピークパワーが前回よりも670rpm低いところにあるというのが今回のセッティングの特徴だといえます。
6500rpm以上では馬力が下がりますが、まぁ7000rpmまで回すのって最高速チャレンジのときくらいですし、常用領域での特性が向上したので満足です。
アクセルを踏んだときのレスポンスは各段に良くなりました。
TFRさん、ありがとう!
Vマウントの効果ですが、吸気温度については最近は気温が低いこともあって、PowerFC読みだと低すぎてなんともいえないですが、水温は走行時にはこれまでよりも5℃ほど低くなったのがメーター読みでわかります。逆に、渋滞時は今までとあまり変わりませんね。
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