レジスタンス2はハードコアSFだった

 PS3,Xbox360の年末商戦のビッグタイトルは海外作品のマルチプラットフォームタイトルが多くて、両ユーザーが均等にプレイできる機会を得られる幸せがある反面、そのプラットフォームを所有していることのオーナーシップがイマイチ掻きたてられないというジレンマもあったりします。

 個人的には、PS3の年末商戦タイトルで気になったのは「リトルビッグプラネット」と「レジスタンス2」でした。
 このうち、「レジスタンス2」をプレイする機会を頂いたので、テクノロジーから離れてゲームそのものを楽しむレビューをやらせてもらいました。

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PS3『RESISTANCE(レジスタンス) 2』ゲームレビュー
前作の謎も明らかに! 本格派ハードコアSF大作が日本上陸

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/12/27/resistance2/index.html

 レジスタンス・シリーズは、現実世界とは、パラレルワールドな第二次世界大戦の時代に異文明と接触を果たした人類が、世界規模の戦争に巻き込まれていく様が描かれています。

 現実世界でも未だに謎として語り継がれている20世紀初頭に起きたロシアのツングースカ大爆発。
 レジスタンスの世界観では、この謎の大爆発を発端としてキメラウイルスが出現、瞬く間にロシア全土に蔓延してしまいます。
 キメラウイルスに感染した人間はおぞましい姿に突然変異し、凶暴化しますが、とても俊敏で、なぜか高度なテクノロジーで出来た武器を携行して人類を攻め立ててきます。
 このパラレルワールドでは第二次世界大戦は勃発せず、人類は共通の敵「キメラ軍」との戦いに突入していくことになるのです。

 レジスタンス1では、ヨーロッパを征服したキメラ軍が、ついに海を越えて島国のイギリスに侵攻していく様が描かれます。"1"では、世界観の説明として、キメラウイルスに感染した人間がどのようにしてキメラ兵に改造されるかなどの描写がステージ中盤で描かれているのが興味深いですね。

 今冬登場した、最新作レジスタンス2では、キメラ軍がアメリカに侵攻してからの様子が描かれます。"2"では"1"よりもさらにキメラの謎が明かされ、古代文明との関連までがほのめかされるようになります。
 より詳しい内容は上のレビューを読んでみてください。

 ゲームとしては、オーソドックスな一人称3Dシューティングですが、パズルよりも銃撃の戦略にフォーカスしたゲームデザインになっており、とてもチャレンジングな内容になっていて楽しめます。
 
 さて、ここでゲーム世界における他人のそら似を紹介したいと思います。

 レジスタンスシリーズの主人公はアメリカ陸軍ネイサン・ヘイル軍曹といいまして、凄く悪人面のヒーローなのですが、
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レジスタンスのネイサン・ヘイル

 これが、「グランド・セフト・オートIV」の主人公、ニコライ・ベリックにそっくりなんですよね…。

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グランド・セフト・オートIVのニコライ・ベリック

 日本のアニメやゲームに見られる、お人形さん系の美形キャラだと、髪型以外そっくりというのもよくあることですが、ここまで崩した悪人面のオッサンでそっくりというのはなかなか凄い偶然です。

 無精髭の形状まで同じですからね。

 欧米のヒーロー像は「頼れる父親」がモチーフになりやすいと何かで読んだ気がしますが、欧米の父親像って…「悪人面のマッチョ」…なんでしょうか...



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