HDRレンダリングにとってDirectX9/SM3.0と言う時代は「一杯いろんなことができそうで、実はけっこうなにもできない」という微妙な時代だったと振り返ることができます。
そんな時代の産物であるGeForce 7800 GTXと設計を同じくするGPUを積んでしまったPS3はちょっと不幸でした。
ハイテク集団の小島プロ・開発チームもPS3用「MGS4」におけるHDRレンダリングの実装では頭を悩ませたようです。
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第46回
HDRレンダリング(6)~HDRレンダリングの歴史と動向(2)
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/046/index.html
おもうにプレイステーションシリーズのハードウェアは毎回GPUに関しては、なんというか、「残念な」歴史を引きずってきていますね。
PS2は絶対的にビデオメモリが不十分でしたし。
PS4はそれなりに開発が進んでいると各方面からまことしやかな情報が(笑)聞こえてきますが、今度は、GPUは何になるんでしょうか。
順当な適当なGPUメーカーのGPUを載せるのか…
はたまた、PS3開発段階でほぼ完成しながらも、諸事情で搭載が見送られてしまったというCELLプロセッサベースのGPUという可能性もありますね。CELLの特許情報にも載っていたアレの進化形みたいな。
次世代3Dグラフィックスはソフトウェアレンダリングに回帰するとも言われていますから、その線も十分「あると思います」。
果たして..
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