しばしば、ゴム膜みたいな動きをするジオメトリレベルの水面表現も登場しましたが、DirectX8~DirectX9時代の3Dゲームグラフィックスの水面表現は、しばらく法線マップのさざ波表現で停滞していました。
最近では、徐々に、ジオメトリレベルのリアルな波表現を行うものが出てきました。
最近の水面表現で「へー」と感心してしまったのは、CRYSISのクライマックスの空母から見たときの夜の海の波でした。
バーチャファイター5や鉄拳6などの最新3D格闘ゲームでは、キャラクタの動きに動的に反応したジオメトリレベルの波が生じる表現が採用されていて、見た目的にも楽しくなりましたね
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西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第56回
水面の表現(5)~大きな波
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/056/index.html
そうそう、ソニック・ワールド・アドベンチャーでは、テスト段階では、水面のさざ波表現で視差マッピングを使っていたそうです。パフォーマンス的な事情で取り払われたそうですけど、ちょっと見てみたかった気もしますね。
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