4月15日、NVIDIAが「PCの最適化」と題した、ちょっと変わったカンファレンスを開催しました。
新しい技術発表ではないとのことだったので最初は行くつもりはなかったのですが、「絶対に来てくださいね!」的な押しの強い(笑)の電話が掛かってきたこともあって顔を出してきました。ははは
内容は、「あなたのPCは、GPUをアップグレードすれば、こんなにステキになりますよ」というものでした。
4Gamer.net ― 「ビジュアルコンピューティング」におけるGPUの重要性,NVIDIAがアピール(GeForce 8800)
http://www.4gamer.net/games/033/G003314/20080415037/
話を聞いて強く感じたのは、NVIDIAはパフォーマンスクラスのGPUをゲームユーザー向けだけに売っていたのではヤバイという危機感を持ち始め、どうにかして一般ユーザーにもパフォーマンスクラスのGPUを買ってもらおうと模索を開始したんだなー、という部分ですね。
超ハイエンドクラスの単一GPUの性能競争が行われなくなったので、一番、利益率のいいGPUを一杯売りたいと考えるのは、メーカーとしてはまぁ当然です。今回のカンファレンスはその理由付けを行った…といったところでしょうか。
いくつか見せられたデモで興味深かったのは、CUDAで開発したと言われるGPUアクセラレーション付きのビデオエンコーダです。これは、ちょっと欲しいかも。
実際にNVIDIAと共同で開発中で、将来的には一般ユーザー向けにリリースされるとのことですが、まぁ、おそらく、北米市場をメインとしたものになりそうです。できればTMPGEncあたりがGPUアクセラレーションに対応してきてくれたりするとありがたいんですけどね
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