E3レポート集の続編です。
今年のE3は、大規模E3が帰ってきて各社もPRに結構な予算を使っています。
たとえば、こちら。
スクウェアエニックスは、ホテルの三棟を全てファイナルファンタジーXIII柄にペイントするという演出を行いました。
今回のE3ではカプコンやセガなどの大手メーカーが豚インフルエンザ騒ぎの影響で出張禁止令を発令するなど、例年と比べると日本人の数は減っていたのですが、スクエニはマイクロソフトの基調講演にも出演するなど、だいぶ気合いが入っていましたね。
さて。今回のE3では、自分は、通常レポートでは海外パブリッシャを担当しました。
THQブースレポート
ショッキングな設定の「HOME FRONT」など4タイトルを紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090604_212516.html
THQはついにREDFACTIOIN GUERRILLAが発売され、ブース前面にはこれを押しだした展示を行っていました。
日本でもこの作品は発売される予定で、楽しみですね。
現状で一番のノンリニア破壊システムがどうなっているのか、その筋の人ならばチェックしないわけにはいかないでしょう。
ちなみに、ブースレポートではこの作品以外の注目作品を紹介しています。
ブースで最も注目を集めていたのは「HOME FRONT」でしょうか(写真)。
アメリカが北朝鮮に占領されてしまった未来を描いた作品で、設定が凄いですが、実は、ウリは別にあります。
このゲームには、 ゴライアという、プレイヤーのラジコン操作で動く強力な車両が登場し、これを動く壁として使って敵の弾を回避しつつ攻撃をしていくのが面白さとなっています。
喩えると、R-TYPEのフォースみたいな感じでしょうか。
ゲームエンジンはUNREAL ENGINE3(UE3)です。
この他、GOD OF WARライクなアクションゲーム「DARK SIDERS」もかなり面白そうです
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ACTIVISIONブースレポート「Modern Warfare2」、「Singularity」、
「Wolfenstein」、「DJ HERO」など、大作がそろい踏み
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090606_213538.html
ACTIVISIONの最大注目作はMODERN WARFAREでしょうか。
前作が空前のヒットを記録したこともあって一番の人気でしたね。
この他「WOLFENSTEIN」「TONY HAWK RIDE」「DJ HERO」なども注目を集めていました。
ACTVISIONブースは
とある理由でとても混んでいたんですよねぇ。詳しくは記事の方をどうぞ。
ボクはこの混雑を演出する展示スタイルはあまりよいとは思いませんでした。
個人的に響いたのは「SINGULARITY」ですかね(写真)。
冷戦時代の旧ソ連の大量破壊兵器開発の影響で、とある島で時空乱流が出現。1950年と2010年の時空が入り乱れた奇妙な施設内を調査するというお話。
TMD(Time Manipluation Device)という
時間銃を使って、パズルを解きながらのシューティングが楽しい作品です。
あとは、プロジェクト・ゴッサム・レーシングのBIZARRE CREATIONSが作った実車系マリオカート「BLUR」。プロモムービーはちょっと自虐的でかわいいんで記事で見てみてください。
ちなみに、BIZARRE CREATIONSって、いつの間にかマイクロソフト・ゲーム・スタジオから離れて、ACTVISIONについたんですね
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Comments
E3は今後のゲーム業界の方向性が見出せたような気がします。Project Natalは今後注目してます。まだ無理でしょうが、モニターがいらないバーチャル・リアリティが家庭用に実現した暁には新しいエンターティメントになり得ると思います。
僕は今ゲーム業界から離れましたがプレイベートでは依然離れられません。ロスのファミマは行ってみたいですね(笑)。