東京ビッグサイトで開催されていた産業用バーチャルリアリティ展に行って参りました。
記事は二回に分けて掲載されますが、まず、一本目の記事で推しておきたいのは、眼鏡なしで立体視が出来る21.5インチの裸眼立体視ディスプレイが今秋に10万円以下(予価9万9800円)で発売されるという話題です。
販売元はニューサイト・ジャパン。ドイツの裸眼立体視ソリューション企業NEWSIGHT社の日本法人です。
今秋発売されるというのは、視差バリア方式の裸眼立体視ディスプレイで、液晶パネルの解像度は1920×1080ドット(いわゆるフルHD)。
この液晶パネルの前面側にモノクロ液晶パネルからなる視差バリア層が組み合わされ、この視差バリアがオフの時は、全く普通の1920×1080ドットの2Dディスプレイとして使えるというのがウリです。
最大四視点に対応しており、1枚のパネルで四方向からの視界を再現できます。
ドライバ経由、あるいは物理的な切り替えスイッチで2D/3Dの切換が出来るそうで、ニューサイトジャパンの方でもPCゲーマーに強く訴求したいといっておりました。
産業用バーチャルリアリティ展 - 99,800円で裸眼立体視が出来る2D/3D兼用PCディスプレイが今秋発売
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/06/26/ivr01/index.html
PC版の「バイオハザード5」は眼鏡立体視に対応するという発表がなされていますが、こういう裸眼立体視にも対応してくれると面白いことになりそうです。
どうですか、カプコンさん?
ちなみに、ニューサイトでは、視差バリアをモノクロ液晶パネル層で実装する手法をノートPCにも適用できるとして、ASUS N10Jcベースの裸眼立体視対応ノートPCも公開。こちらも、2D/3D兼用でした
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