秋葉原にちょっと面白い怖い(!?)スポットができたようです。
「ドラゴンクエストIX」やその他の携帯ゲーム機向けタイトルの「すれ違い通信」を楽しむための「ルイーダの酒場」なる専用スペースをヨドバシカメラ秋葉原店が設置したようなのですが、連日100人以上の大人が集まって下を向いてゲーム機をいじっているんだそうな。
【AKIBA PC Hotline!】
アキバの新名所?ドラクエすれ違いコーナーがヨドバシに出現
一時250人近い大賑わい
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090801/etc_yodo.html
「ここでやっていいよ」と公言してくれると、シャイな日本人としては安心して集まれるんで、そこがまたいいんでしょうな。
ただ、ゲーム機を持って下向いたままの大人が集まっている光景は、まぁ、ビジュアルとしては確かに怖いかも。しかも、もしも、会話もなかったとしたら…。
ただ、なんか、また、
TBSあたりのテレビ局がオタクキモイ論っぽい報道をしそうでそれはそれで怖いし、海外メディアとかが過剰取材したりしそうで、それも怖い。
よくよく考えてみると、赤の他人に話しかけるのって別にゲーマーだから不得意だってわけじゃないですよね。
"リアル"(現実世界)での赤の他人とのコミュケーションて、日本人全般が苦手といえば苦手なわけで。
ゲーム関連の話題でいくと、欧米のゲーセンだと格闘ゲームの乱入対戦台からして隣同士で座るのが当たり前で、プレイ中に見知らぬ対戦相手から「いま、その技、どうやってだした?」みたいに話しかけられることが多いんですけど、日本では隣同士で座る筐体で見取らぬ人と対戦すること自体まれですよね。
逆に、欧米の人は、日本のゲーセンの対戦台が対面式でプレイ中の相手が見えない、あのシステムに驚くんですよね。
話がだんだん逸れていきますが、まぁ、それはそれとして。
以前、アメリカ人に、「アメリカ人はなんで知らない人に平気で話しかけるの?」って聞いたことがあるんです。
まぁ、その人の個人的な見解なのですけど「なるほど。それはあるかも」と思わされました。
彼が言うには、アメリカは、まあ治安が良いとはいえないし、違う人種同士が近くに住んでいるので隣人がどんな人間が得体が知れない…これがまず根底にあると。
で、話しかけることで、相手のレスポンスを見て、ここから遠ざかるべきか、近くにいても安全かを確かめているんだそうです。
確かにアメリカだと、地下鉄のホームみたいな人がそこそこいるところではあまり話しかけられないけど、1人2人でバス停でバスを待っていると、あとから来た人が「何分待った?」とか「いい天気だね」とか結構、普通に話しかけてきます。
これは「これからコイツとしばらく一緒にいなきゃいけないけど、コイツ大丈夫かな、安全かな」と探りを入れている…というわけです。
挨拶、話しかけが安全探知ソナー的な役割だと。
話を戻すと、この「ルイーダの酒場」。
少なくとも、ここに集まってきている人は、「ゲーム好きである」という共通項があることは間違いないんで、いわば似たもの同士。
赤の他人ではあるけど敷居は低いような気がしてきますね。そのうち、ワイワイと騒がしい、ほんとの酒場みたいな賑わいを見せるようになったりするのかも。かわいい子がいたら話しかけて見るのもいいかも。
ボクはニンテンドーDSは持ってるけどドラクエIXはもっていないので、そうだな、
ポピュラスDSでも持って行ってみるかね うひゃひゃ
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