スターウォーズで有名なルーカスフィルムがGTCで基調講演を打ちました。
そのレポートを書いたのでどうぞ。
最初期の映画作品からのルーカスフィルムがどのようにCGと接してきたかを振り返っていくエピソード群は普通に面白いです。
GTC - ルーカス・フィルム、映画制作の在り方を変えたGPUのパワーについて講演
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/06/gtc05/index.html
まぁGTCはNVIDIAのカンファレンスなのでどっかでNVIDIAがらみの話が出てくるんだろうな…と思っていたら、ルーカスフィルムのCG/特撮部門のILM(Industrial Light & Magic)のレンダーファームがNVIDIAのGPUベースになるという話が最後のオチにありました。
かつて、2005年、ILMは
AMDのCPUベースのレンダーファームを構築したことを発表しましたが、4年でNVIDIA GPUに置き換わることになるんですね。
ILMのレンダーファームのAMD→NVIDIAの鞍替え。
NVIDIAとしては、映画向けCG制作スタジオの最高峰に採用してもらうことは大きな追い風となるでしょう。
基調講演の裏の目的はここにあったというわけです。
さすが、ジェンスン、抜け目ない!
すでに完成間近のG80コアが有りながら、枯れたG70(NV47)をソニー(PS3)クタタンに掴ませたジェンスン、さすが、抜け目ない!
彼は手強いぞ!(笑)
Comments
何でCellとRSXの間をSLI的につながなかったのか?
PS3は間違いなく欠陥だらけ。
SONYがPS4を急ぐのも分かる気がします
RSXは嫌われまくってますが、「SPEとの連携で絵作りできるよ」ってアピールはやっぱり違和感あります。