掲載されるまでだいぶ時間が空いてしまいましたが、RADEON HD5800シリーズのアーキテクチャ解説です。
全3回でお届けする予定です。
西川善司の3Dゲームエクスタシー
「ATI Radeon HD 5800」徹底分析(1)~「ゲームが変わる」新世代グラフィックス
http://www.4gamer.net/games/085/G008506/20091008061/
第一回目となる今回は基本スペックを総ざらいしています。
先代に比べてシェーダプロセッサが倍の1600基になり、ROPユニットも倍化されて32基となっているのに対し、ビデオメモリバスは256ビットの据え置き。
データレートが駆動クロックの4倍となるGDDR5とはいえ、先代もGDDR5でしたから、実質的には30%しかメモリ帯域が向上していません。
演算能力と出力ユニットが倍化されているのに出力先が30%のパフォーマンス向上しかないという点がRADEON HD5800シリーズの今後の進化のヘッドルームと言うことになりそうです。
ちなみに、GDDR5は、データレート6.0GHzまでのロードマップが敷かれているので、近い将来、そうしたグレードアップバージョンのRADEON HD5800シリーズが出てくる可能性は大ですね
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