今年の東京モーターショウはフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニといった有名外国スポーツカーメーカーが不参加でした。
アウディ、BMW、ベンツといった比較的なじみ深いドイツメーカーも不参加でしたから、どれだけ今の不況が根深いものかということが伝わってきます。
そんな中、外国勢で唯一ブースを出展していたのがロータスでした。
いちおう、目玉としては、このロータス・エキシージ・ステルスがイチオシだったようですが、基本的にはチューニングカーみたいなもんなのでブースは結構静かなもんでしたね。
毎年、ロータスは一般来場者はブース内に入れず、動物園みたいに檻の中の展示車を見ることしかできないんですけど、今年くらいはブース解放すればいいのに…と思ったりもしましたね。
で、このつや消し塗装されたステルス。
フロントのエアロデザインが格好いいです。
ベースはエキシージカップ260らしくて、セリカに搭載されていたトヨタ製L4-1.8Lの2ZZエンジンのチューニングエンジンを積んでいるそうです。
260馬力、トルク24.0kgf-m。
カーボンパーツを贅沢に使っているとのことなので、ベース車が1000万円ですから、かなりお高くなりそうです。
ロータス・エヴォーラはついに日本でも納車が始まったらしいです。
まだ、道路上で見たことはないですが、そのうち見かけるようになるかな。
ボクはホンモノを見るのは今回が初めてだったのでちょっとワクワクしました。
さすが綺麗なデザインですね。
エヴォーラは、ロータス社にしては珍しく、2+2の4人乗りクーペ・スポーツなんですよね。
4シーターでエンジンがミッドシップというのも凄いポイントです
2シーターバージョンもラインナップされますが、4人乗りモデルの方が価格が安いんですね。(2シーターが892万円、4シーターが850万円)
物議を醸しているのは、このエヴォーラの搭載エンジンがエスティマと同じ、トヨタ製V6-3.5Lの2GR-FE型だという点。
280馬力、トルク35.7kgf-m…と性能的には十分なのですがNAのスポーツカーとして最高回転数が6000rpm+αそこそこというのがちょっと寂しい気もします。
まぁ、スポーツカーと言うよりもツーリングカー的な位置づけだからなのかも知れませんけど。
外国勢ではないですが、ライトウェイトスポーツカー括りとして鈴商のSupasse-V(スパッセV)もピックアップしておきます。
価格は未定だそうですが、市販化が決定しているそうです。
跳ね上げ式ドアが印象的ですね
エンジンは意外なものが積まれています。
マツダ製のL4-2.3Lのターボエンジン「L3-VDT」なんですよね。
そうです。マツダスピードアクセラのエンジンです。
これをミッドシップにレイアウトしています。
車重はわずか850kgしかないので、かなり速そうなイメージがあります。
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