ボクが執筆したSIGGRAPH ASIA 2009のレポートはすでに全掲載されています。
復習的に、1つずつ紹介していきたいと思います。
4番目にレポートしたのは本家SIGGRAPHでもお馴染みのEMERGING TECHONLOGIES展示セクションです。
もともと、ここの展示セクションは日本勢が強いところですが、今年のSIGGRAPH ASIAは日本(横浜)での開催と言うこともあって、さらに日本勢の攻勢が目立ちました。
SIGGRAPH ASIA 2009 - EMERGING TECHNOLOGIESブースレポート(前編)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/12/29/siggraph04/index.html
上の写真は慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)とビクターが共同で出展していた直径9メートルのドーム型シアターを用い、2009年7月22日に日本でも観測された皆既日食の空模様を全天周投射いたしました。
太陽が隠れる瞬間の、青空が一瞬にして漆黒に包まれる全展の空のショーはかなり感動的でした。
これはビクターの4K2K単眼カメラで撮影された全天周映像を、同じくビクターの4K2Kプロジェクタで全天投射することで実現されました。全天周撮影されたこのコンテンツは記録映像としてとても貴重ですので、プラネタリウムなどでの上映もして欲しいと思いますね。
このレポートではかなりの数の展示をレポートしていますが、一回では収まらなかったので、前後編に分けての掲載になっています。
この他、前編レポートでユニークだったのは、プロジェクタと根気があればDIYで作れる裸眼立体視ディスプレイです。
原理と作り方については記事の方をご覧下さいませ。
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