今年もラスベガスで開催されたInternational CESに行ってまいりました。
今年は既報の通り3Dテレビ(立体視テレビ)が前面に押し出された開催となりました。
今回もキムチパワーは凄かったのですが、日本メーカーも頑張って気を吐いていたように思えます。
パナソニックは152インチの立体視対応の4K2K解像度のプラズマを展示、ソニーは有機ELの立体視デモ、そして東芝はCELLレグザの次期モデル相当の展示を行っていました。
西川善司の大画面☆マニア第124回:International CES特別編
パナソニックの世界最大3D対応152型プラズマ
~ソニーは3D有機EL、東芝は3D対応CELL TVを公開~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20100108_341375.html
新CELLレグザ…とは、正確には「CELLレグザの北米モデルの展示」ということになっていたのですが、その発売時期が2010年秋…とのことで、どう考えてもその頃には日本モデルもシンクロしてモデルチェンジを行うという見込みがなされ、東芝側もこれを強く否定しなかったので、そういう読みになっています。
もっとも、テレビ録画文化が希薄な北米モデルでは、現行CELLレグザにあったような全チャンネル録画機能は省略され、そのかわりボックス部にはブルーレイプレイヤー機能が組み込まれるようですので、日本モデルと北米モデルはいずれにせよ、別モノになるようですけれども。
次期モデルの画面サイズは46インチ,55インチ,65インチの3モデル展開となるようで、3D(立体視)にも対応します。
しかし、かねてから予告されてきた4K2K解像度パネルの採用は見送られるようですね。
それにしても、この時点で、ここまで具体的な次期モデルを予告されてしまうと、現行CELLレグザの買い控えが起こりそうです。
もともとCELLレグザは「進化するテレビ」(機能アップデートができるテレビ)として出てきたので、現行モデルのユーザーに対しても現行機の進化のロードマップを示して欲しいところ。
たとえば、次期モデルには及ばずのフレームレート半分になってしまってもいいから立体視に対応してくれたりするといいんですけどねぇ。
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