連載が再開した3Dグラフィックスマニアックスです。
この回では、プロシージャル技術の基礎であるフラクタル理論についての解説を行っています。
自然界の物の"成り"には自己相似性がある…と気づいた人がいて、もしかしたらこの仕組みを応用すれば自然界の物が表現できるんじゃないか…、そんな感じでプロシージャル技術と数学者マンデルブロが提唱したフラクタル(自己相似性)は密接な関係にあります。
自己相似性という言葉は難しい感じがしますが、喩えると単純な話です。
例えば樹木は全体としてみたときの形状の成り立ちと、その枝葉の形状の成り立ちが似ています。これが自己相似性です。
葉っぱを見てみると、葉っぱには葉っぱの血管ともいえる葉脈が見えますが、これはその樹木の形状とそっくりです。
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第79回
人工知性でコンテンツを生成するプロシージャル技術(3)
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/079/index.html
この回では、自己相似性がとても面白いものだよ…という感じの話題を扱っています。
上の画像も、自己相似を作り出す関数で反復的に処理をしたときのアニメーションです。
なんか生き物っぽいですよね
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