DirectX11に対応したゲームはまだまだ少ないですが、徐々に登場しつつあります。
やや"後付感"はあるものの、逆に後付でもこのレベルの対応は可能という意味でのDirectX11対応PCゲームの良サンプルが現在発売中のレーシングゲーム「Colin McRae: DiRT 2」です。
久々の4gamer連載再開のお題はこのDiRT2を取り上げました。
西川善司の3Dゲームエクスタシー
DiRT2のグラフィックスオフジョンで知るDirectX11世代のポテンシャル
http://www.4gamer.net/games/016/G001684/20100127048/
DiRT2で実装されているDirectX11専用フィーチャーとしては
・テッセレーション対応のLODシステム
・Direct Compute(Compute Shader)によるポストプロセス
の2点です。
具体的にどういった効果がもたらされるのかは、記事の方を参照してみてください。
各オプションの設定ごとにどういった違いが出てくるかを画面ショット付きで紹介していますので。
ちなみに、上の二つの画面ショットは、テッセレーションステージを用いて水面の波に対してディスプレースメントマッピングを適用した前後の比較になります。
右の車の足下の水面の波が、上側は法線マッピングレベルのさざ波表現にとどまっているのに対し、下側はジオメトリレベルの凹凸のある立体的な波となっているのが分かるかと思います。
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