久々のレギュラー版の大画面☆マニアは、あの100万円のハイエンド液晶テレビ、東芝「CELLレグザ」です。
型式番が意外に地味な「55X1」であることは意外に知られていません。
ごらんのように実勢価格は約85万円程度(2010年2月時点)。
安い製品ではないですが、実際に1週間使ってみて、凄いマシンであることは十分に体感できました。
まず、
ピーク輝度1250カンデラという最大輝度によって表現されるハイダイナミックレンジ表現はすさまじいものがあります。それでいて、暗部は本当に真っ暗になりますから、
コントラスト500万:1というのも「数字のマジック」の意味以上の手応えとして伝わってきます。
直下型白色LEDによるエリア駆動は512ブロックとかなり細かく、各画素は、ほとんど自発光のような感じで描き出されています。
西川善司の大画面☆マニア第129回
液晶テレビ最高峰「CELL REGZA」の実力を検証する
~比類なき画質と進化への期待。東芝「55X1」~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20100204_346827.html
あと、今期の液晶テレビの白色LEDバックライトは色がいいです。
なんというか雑味のない色で、丁度、プロジェクタで言うところの水銀ランプに対するキセノンランプみたいなイメージです…ってたとえがマニアックすぎるか(笑)?
シャープのAQUOSのLX1もそうでしたが、CELLレグザも透明感のあるナチュラルな発色となっていて、CCFLによる発色とは確かに違います。
あとは3TBのハードディスクを駆使した
8チャンネル一週間まるまる録画システムの「タイムシフトマシン」機能が凄いですね。
テレビの見方が変わります。
CELLレグザの時間軸においては、いつでもタイムマシンのように、一週間前に立ち戻れますから、「録画予約したかどうか心配」とか「時間になったらテレビの前に座らなきゃ」…といったこれまでのテレビライフの常識が不要になります。
ただ、使い込んでいくと、これ、ハードディスクは10TBくらい欲しくなりますね。
ちなみに、このCELLレグザ、地デジチューナー11基、BS/CSチューナー3基、アナログチューナー1基を内蔵していて、
合計15チューナーマシンな訳ですが、B-CASカードをこんな具合に入れることになります。
まるで
どっかのセレブのサイフみたいだ…
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