この回からは、プロシージャルテクスチャの話題を取り扱っていきます。
プロシージャルテクスチャとは、読んで字のごとく、テクスチャをプロシージャル生成するテクノロジーです。
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第84回
人工知性でコンテンツを生成するプロシージャル技術(8)
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/084/index.html
プロシージャル技術にはフラクタル理論との関わり合いが強いわけですが、このプロシージャルテクスチャ生成においてもやはりフラクタル理論を応用することになります。
その"タネ"とするのがノイズです。
上の図版の左上に示しているのは代表的なノイズである「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウン運動ノイズ」(ブラウニアンノイズ)の3つで、このうち人間が自然だと感じるノイズパターンは後者の2つだといわれています。
そういえばブラウニアンノイズは
山岳の起伏の生成の時にもでてきましたが、プロシージャルテクスチャ生成においても有用なんですね。
Comments