今、話題の「立体視」にまつわる雑談のパート2です
4月12日、シャープは立体視に対応させた大型液晶パネルの発表を行いました。
シャープはここで、「中型までのパーソナルユースの液晶パネルについては裸眼立体視を推進し、それ以上の大型ではフレームシーケンシャル方式の眼鏡装着型の立体視を推進していく」という方針を発表しました。
今世代の立体視ブームにおいて、フレームシーケンシャル方式を一番乗りに推進してきたのがプラズマを推進するパナソニックだったので、「立体視はプラズマが最良である」という認識が浸透しつつあります。
これに対して、今回、シャープは、今回の発表会にて、「そんなことはない。むしろフレームシーケンシャル方式は液晶の方が有利」という反論を展開したのでした。
【(善)後不覚】3D立体視談義その2~立体視に適したテレビは液晶とプラズマのどっち?
http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20100416061/
ちなみに、フレームシーケンシャル方式では
(1)瞬間的に最高輝度に発光できること → 明るい立体像表示
(2)瞬間的に消光できること → 低いクロストークの実現
という2点がポイントになります。
今回の「(善)後不覚」では、この2点に焦点を絞った上で、フレームシーケンシャル方式において、液晶が優位なのか、プラズマが優位なのか…についての考察を行っています。
Comments
プラズマの600Hz駆動ですが海外のパナソニックの説明によるとシネマモード
のみとなっていました。
V1で白線の静止画を表示して、手持ちのカメラのスローシャッターで
プラズマ画面を流し撮りするとダイナミックモードは
8回発光のサイクルで1フレームを構成しているように見え、
シネマモードにすると9~10回発光しているようには写るのですが
ダイナミックやリビングモードでサブフィールド駆動数を変える
必要性などわからなかったりします。
今後またpanasonicのプラズマを取り上げる機会がありましたら、
よろしければそのあたりも確認していただけると嬉しいのですが。