今年は4年ぶりに台湾のCOPMUTEXに行って来ました。
今回のCOPMUTEXは4gamer.netの取材チームとして参加しました。
台湾はとても蒸し暑く、室内も冷房で肌寒いのに汗だけは出てくるという不思議な気候で我々日本人にも激しいと感じる気候です。たぶん、ドライ冷房という概念がまだ浸透してないんじゃないかと思ったり。
もう一部のネタはブログで先出ししちゃってますが、記事の掲載が一通り完了したので自分が書いたものをリンク集的に集めておきます。
[COMPUTEX]NVIDIAのCEOを囲むラウンドテーブルレポート,Huang氏,朝食をとりながら未来を語る
http://www.4gamer.net/games/049/G004964/20100531055/
NVIDIAの社長、ジェンスン・フアン氏を取り囲んでのラウンドテーブルが開催されました。各国の代表ジャーナリストが集められ、幸運にも参加することができたのでレポートすることに。
ジェンスンは、日本ではまだ知名度が低いですが、最近のIT系の創業社長の中では若々しく、最も意見がしっかりしている人物です。それが正しいかどうかはともかくとして、「オレがこう決めたからNVIDIAはこう活動する」というリーダーシップを強く発揮する人物です。最近は、CUDA、立体視…と立て続けに成功事例を連発していますが、過去にはGeforceFXで大失敗したこともあります。
そんな彼が、次世代コンピューティングデバイスとして信じて疑わないのはタブレットPCです。
「もうノートPCなんていらない、タブレットPCでいいじゃん」
と言う内容の彼の持論を記事でまとめています。
[COMPUTEX]2010年のNVIDIAは,タブレット,DX11,そして3D立体視。NVIDIAプレスカンファレンス詳報
http://www.4gamer.net/games/049/G004964/20100601007/
今回のCOMPUTEXでは、自分がGPU動向に詳しいと言うことで、AMDやNVIDIA取材を専任で任されたため、それ系統の取材が続きました。
ということで、ラウンドテーブルの翌日もまたまた、NVIDIAがらみの記事になっています。
基調講演の内容は、ラウンドテーブル時にジェンスンが語った内容とよく似ていました。
詳しくは記事を参考にして欲しいですが、一言で言い表すと、2011年のNVIDIAは「タブレットPC」「DirectX11」「立体視」にフォーカスしていくんだそうです。
まずは、なんにせよGeForce400シリーズのミドルクラスの用意が急務ですよね。あと、それのノートPC用も。
[COMPUTEX]NVIDIAブースレポート~正体不明のノートPC向けGPUと「CUDA for Mac」の衝撃
http://www.4gamer.net/games/110/G011058/20100602001/
NVIDIAブースの取材も自分が行いました。NVIDIAブースはCOPMUTEX会場から徒歩10分くらいのところにある特設テント内にありました。
ちなみに完全な余談ですが、大型コンベンションで、こうした本会場から離れた場所のブースの設置が目立ち始めると、そのコンベンションは老年期に入ったと言われます。「自分達は高い集客能力がある! 主催者に高いブース参加料を払うくらいならば大きいブースを別の場所に自前で勝手に設置する!」という思考が各社で働き始め、コンベンションのドーナツ化現象が起きて崩壊するのです。あのラスベガスで開催された世界最大級のPC系コンベンションのCOMDEXも、そうして2000年代初頭で自壊しました。
まぁ、そんなことを思い出しながら取材したレポートがこちらです。
この記事の目玉は「OpenCL本丸のAppleプラットフォームにCUDAが乗り込んだ!」という話題と「未発表のGeForce GTX460M?」の話題ですかね。
[COMPUTEX]NVIDIA主催の「ストリートファイターIV」大会に,西川善司が飛び入り参加するの巻
http://www.4gamer.net/games/049/G004954/20100603019/
もうすでに
別のブログエントリーで速報は書いちゃってますが、ここにも一応。
ちなみに、NVIDIAスタッフの撮影による動画が、NVIDIA台湾のサイトに上がっていました。
動画は、この
リンクの右側のタブにあります。
「西川先生和小向的PK賽精彩畫面」だそうです。
いずれにせよ、お恥ずかしい限り(笑)
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