最新のAQUOS情報をお届けする際ととして「AQUOS Quattron Watch」がスタートしました。
ボクはこの中でAQUOSにまつわる連載コラムを担当しています。
第一回と第二回では「立体視は液晶の方が向いている」と言う切り口の話題を取り扱っています。
第1回 3D(立体視)には液晶が有利!?
http://www.watch.impress.co.jp/aquoswatch/truestory/100531/index.htm
プラズマは2D画質は成熟の域に達したと思いますが、立体視については液晶以上に課題が山積みです。
第一に明るさですね。
立体視はテレビの光量の1/4しか目に入らない計算なので、現状、同画面サイズで半分程度の明るさしかないプラズマでは液晶の立体視の1/8の暗さになってしまいます。
かつての「プラズマは眩しすぎない」という売り文句が、この立体視ブームではいまや逆効果になってしまいました。
第2回 実は液晶の方が立体視に向いている?
http://www.watch.impress.co.jp/aquoswatch/truestory/100625/index.htm
第二に応答速度ですね。
いちおう、これまでプラズマは「応答速度が速い」と言われてきましたが、これは発光応答速度についてです。
立体視ではクロストークを回避するために速い消光応答速度が求められますが、プラズマは蛍光体を励起させて発光させると言う特性上、どうしても消光速度が遅くなってしまいます。
液晶に組み合わされるLED光源は発光も消光も数μsのオーダーですから、この問題が回避出来ます。
プラズマはフルカラー表現を時分割制御のサブフィールド法で行っていることも、立体視においては、同時刻フルカラー表現が可能な液晶に対して部が悪くなってしまいました。
ただ、プラズマも、これまでの数々の困難を技術的ブレークスルーを持ってして打開してきましたから、今後、巻き返しもあるはずです。
Comments
超かわいいっすねー!
記事の本筋と関係ないコメントでごめんなさい。