【(善)後不覚】アナタははるか昔の映像を見ている!

 知っている人は知っている、テレビ家ディスプレイの表示遅延の話題を4gamer.netで連載中のコラム「(善)後不覚」で取り扱いました。

 (善)後不覚は初心者向けの話題の方が人気が高い傾向があるので、今さらという人も多そうですが、この話題を取り扱いました。

 ただ、それだけではつまらないので、私物のディスプレイやテレビを使って実際にどのくらい遅延があるのかを高速度撮影カメラで撮影して検証してみました。

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【(善)後不覚】アナタははるか昔の映像を見ている!~ゲーマーの敵「ディスプレイ表示遅延」の正体に迫るこのエントリーを含むはてなブックマーク
http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20100909088/

 全機種、低遅延モードに設定して計測してみたところ、最速と最遅で3フレームの違いがあることがわかりました。

 この様子を記事では、高速度撮影した動画で示していますので興味のある人はどうぞ見てみてください。

 後編では、普通の画調モードと最速モードではどのくらいの遅延があるのか。そして実際のゲーム映像を用いて、その遅延がどのくらい、表示に影響があるのかを示すことにしています。

 なお、この記事、初出時、テスト風景の写真が間違えていましたの削除しています。テスト完了後に機材を一度片付けてしまったあと、しばらく時間経過のあと再び機材設営をしてスチル撮影をしため、リビングにあった別の機種を置いてしまって撮影してしまったようです。テストや証拠動画は実際には、記事で上げた機種で撮影していますので記事側に機種間違いはありません。

 それにしても、今回テストした、レグザRE1は、ゲームユーザーには評判がいいようですねぇ。今回のテスト結果でLGのE2350VRと同等遅延でしたし。

 ちなみに、東京ゲームショウでは、レグザRE1を初めとする、2010年モデルの低遅延モード搭載レグザが各ブース展示で採用されたらしく、その数、総計100台以上になったとか。

 これをきっかけに、この「低遅延は意外に重要」という流れが他のメーカーにも波及するといいんですけどねぇ。



オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (3) | trackbacks (0)

Comments

Usara | 2010/09/14 15:26
Oh!Xのころから執筆されている記事を楽しく読ませて頂いております。

この4Gamerの記事も拝見しました。ディスプレイの遅延問題について、このところいくつかのメーカーが真剣に取り組みはじめたのは西川さんのおかげだったんですね。特にREGZAの「ゲームダイレクト2」はかなりレベルの低遅延を実現しているようなので次の買い替え時には有力な候補となりそうです。
記事中には「開発チームと意見交換」されていたとありましたが、もし次の機会があるようでしたら、ゲーム用の機能の中に「入力された映像を右(左)90度回転させつつ、整数倍に拡大(もちろんアスペクト比も維持)」みたいな機能をリクエストして頂けないでしょうか?PS1/SS時代のゲームで縦画面対応のものをテレビの向きを変えずに遊べるようになると、とても便利だと思うのですが、いかがでしょうか?低遅延との両立は難しいかもしれませんが、「レトロゲームファイン」みたいな機能まで実装してくれる東芝さんなら考えてくれそうな気がするのですが…。
遅延問題の記事の後編も楽しみにしております。

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