取材日から掲載日までだいぶ時間が掛かってしまいました。
いつものGameWatchでの3D講座連載「ロストプラネット2」編です。
今作は、MTフレームワーク2.0ベース…と公式アナウンスされていますが、開発が開始した時点ではMTフレームワーク1.xベースだったため、グラフィックスの基本設計はMTフレームワーク1.xベースとなったようです。
であるため、一部の表現を除いては、使われているグラフィックステクノロジーの多くはロストプラネット1の延長線上になっています。
西川善司の3Dゲームファンのための「ロスト プラネット 2」グラフィックス講座(前編)
実は「MTF 2.0」ではなく「MTF 1.x」世代の集大成。
円熟の実装テクニックの数々を見よ!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20100910_392952.html
ロストプラネット2らしいポイントとしては、巨大ボスとの直接のインタラクションがキーフィーチャーとなったために導入されたという、「ワンダと巨像」ばりの変形コリジョンの仕組みが挙げられます。
また、もともとPC版のリリースを前提としていたためにテクスチャを初めとしたほとんどの素材がハイレゾで制作されたのも注目すべき点かも知れません。
なので、DirectX11対応ばかりが取り沙汰されるPC版ですが、実はDirectX9世代のGPUで動作させたときも、PS3,Xbox360版よりもディテール表現が美しく見えるというのです。
PC版ロストプラネット2は10月14日、発売予定。楽しみですね。
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