後編ではPC版ロストプラネット2のDirectX11フィーチャー周りの話と、MTフレームワークの今後のロードマップなどについての話題を記しています
特に注目したいのは、MTフレームワークのニンテンドー3DSへの対応でしょう。
これには「MTフレームワークMobile」という名称が付けられています。
西川善司の3Dゲームファンのための「ロスト プラネット 2」グラフィックス講座(後編)
「MT FRAMEWORK」のDirectX 11対応とニンテンドー3DS対応、そして今後のロードマップをチェック!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20100913_393420.html
上の画面は3DSの「バイオハザード・レベレーションズ」の映像ですが、プリレンダームービーではなく、リアルタイムレンダリングからの1ショットです。
携帯ゲーム機のグラフィックスながらHDRレンダリング、法線マップ、リアルタイムシャドウなどに対応しており、解像度以外の点で大きくPS3やXbox360からクオリティが下がっていない点に驚かされます。
この他、Wiiに対応したという「MTフレームワーク・Lite」の話題も記事では取り扱っています。
それと、MTフレームワーク開発チームは、今後、グラフィックスエンジンを、最近のハイエンド3DゲームグラフィックスのトレンドとなりつつあるDeferred Lighting(Light Pre-Pass Rendering)のパイプラインに対応させる研究開発に取り組んでいることを明らかにしてくれました。
次期タイトルは、オープンフィールドがテーマとなり、無数の動的光源を置くことで圧倒的な光のアンビエント感を実現するとのことで、期待が膨らみます。
Comments