東芝も3Dテレビの製品投入を行いました。
3Dモデルの本命は後ろに控えるCELLレグザ2と既発売のZG1でしょうが、今回取り上げたレグザF1は、3Dレグザの中では最も購入しやすいベーシッククラスに位置するため、注目度が高い製品だといえます。
第135回:極薄3D REGZA「46F1」の実力を探る
~デザインコンシャスな3D対応新シリーズ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20101021_401098.html
また、このレグザF1、これまで東芝がやってこなかった極薄デザインを採用している点でも注目度が高いと言えます。
最薄部17mm、最厚部29mm(29mmを最薄部とする記事がありますが、誤りです)の薄さはなかなか壮観です。
3D画質に関しては、蛍光灯照明下でもちゃんと見られる輝度のパワー感があります。
2D画質に関しては、エリア駆動がない分Z系レグザには劣りますが、大きな不満はありませんね。
今回のレグザF1で興味深かったのは、なんといってもその採用液晶パネルです。
非常に開口率が高く、最明部のエネルギー感が凄いのです。
レグザF1ではサムスンの新世代VA型液晶を採用しており、10倍の拡大撮影を行ってみるとその画素形状が、極めてシャープのUV2A液晶によく似ていることが分かります。
これまでのサムスンのP-VA液晶のような「<」形状のサブピクセルがなく、美しい長方形形状になっているんですね。
これを見る限り、リブやスリットの存在が分かりにくいですが、サムスンも光配向技術を実用化したのでしょうか。
思い返せば
今年、シャープとサムスンは、一連の液晶特許訴訟で和解したばかり。
はたして…!?
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