久々の再開となったQuattron Watchは消費電力の話です。
結構地味な話題ですが、UV2Aパネルになって20%、開口率が向上し、それに白色LEDのエッジライト方式が採用になってから、消費電力はかなり低減されています。
AQUOS Quattron Watch 第5回
色再現だけじゃない!~低消費電力に貢献する4原色パネル「Quattron」
http://www.watch.impress.co.jp/aquoswatch/truestory/101027/index.htm
記事ではプラズマのことは話題に出してませんが、最近は、省電力性能に磨きを掛けてきたプラズマも、同じ勢いで液晶が頑張ってしまうので、結局、「同画面サイズで液晶の方が消費電力が半分」という関係は変わらないんですよね
プラズマは、ボクなりに、そのプラズマなりの画質のよさを指摘して応援をしてきたつもりなんですけど、そろそろ、瀬戸際という感じです。
パイオニアは早々と撤退してしまいましたし、プラズマ仲間だったはずの
日立も2008年に自社プラズマ生産から撤退して、しばらくパナソニックのプラズマパネル供給でやりくりしてましたけど、今年から明らかにメインストリームを液晶にシフトしてきて、液晶陣営に寝返ってしまいました。
まさにパナソニックの孤軍奮闘状態のプラズマ。
その今後の未来は…?
液晶陣営関係者達が「ポジティブすぎるにもほどがある!」と、みんな腰を抜かして仰天したと言われる伝説のTVCM。
「プラズマはまぶしすぎない」と、弱点を美点に言い換えたその発想の転換力は、今でも語りぐさに。
プラズマは眩しすぎなくてもいいですから、せめてプラズマの未来だけは明るくチューニングして欲しいですね…。
Comments