AMD(ATI)はRADEON HD68x0を発表しました。
DirectX11世代GPUとしては、すでにAMDはRADEON HD5000系を投入していたので、今回の68x0シリーズは第二世代のモデルと言うことになります。
この製品発表会は、台湾で行われました。10月下旬、台湾に行っていたのは、これのためでした。
4Gamer.net ― 「Radeon HD 6800」徹底分析。HD 5800から何が変わったのか?
http://www.4gamer.net/games/016/G001684/20101105022/
今回のRADEON HD68x0は、アーキテクチャ的にはほとんど違いはありません。
まさにリファイン版という感じで、汎用シェーダの数が先代のHD5870/5850から減少しているので、ピーク性能的には、むしろ劣ります。
では、一体もこの新製品投入にはどんな意味合いがあるのかというと、やはり価格ですね。
型番が上がったのに安くなって、性能は(ピーク性能こそ劣るが)大体同じくらい…。
AMD的には「1ドルあたりの性能が上がった」という表現を用いています。
ではAMDはNVIDIAとの競争をあきらめてしまったのかというと、そういうことでもないようで、11月下旬には、ハイエンドクラスのRADEON HD69x0の投入を予告しています。
先代のRADEON HD59x0はHD58x0のデュアル構成でしたが、今回のHD69x0は、シングルGPUで、ハイエンドのピーク性能競争をNVIDIAに対してけしかけるようです。
ただ、NVIDIAも、黙っているわけもないわけで…。
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